あなたは、ホームページは広告や宣伝になると思っていますか?
現在ホームページをすでに持っている方で、
「ホームページからお問い合わせが無い」
と、悩んでいるオーナーが結構多くいます。
そのような方にお話しを聞くと、話しの最後におっしゃることが、
「宣伝広告費だと思ってホームページのサイト管理費を払ってるよ」
と、言います。
そこで、この記事では、
「ホームページは宣伝や広告になるのか」
を考えます。
ホームページは人に見られる仕組みを知らないと見てもらえませんよ…
そこで、ホームページと宣伝や広告の違いですが、
大きく二つの理由があります。
それは、
です。
ホームページと宣伝広告には、大きな違いがあります。
決定的に違うのが、ホームページというメディアと、宣伝広告のメディアの特性の違いです。
ホームページWebサイトのメディアとしての特性は、
と言って、ホームページ(メディア)を見にくる人を待つという「待つ」の特性です。
そのためホームページは、そのホームページの存在を知らない人に見てもらうためにできることがありません。
ただひたすら検索サイトで、そのホームページの名前を入力して検索し、その検索窓に入力したパソコンやスマホなどのネット端末機からお呼びが掛かるのを、ひたすら待つだけなんです。
例えば、あなたのホームページがあったとします。
そのあなたのホームページを見たいため行動を起こし、ヤフーやグーグルの検索サイトであなたの名前で検索をし、その表示されたあなたの名前をクリックします。
そうすると、検索をしたそのスマホやパソコンのブラウザは、ネット上のどこかのサーバーにあるあなたのホームページ本体を呼び出します。
そして、その検索をしたパソコンやスマホに、あなたのホームページ本体のデータが送られてきます。
その送られてきたあなたのホームページ本体のデータを、パソコンやスマホのブラウザが変換して、画面に表示するわけです。
それ以外にあなたのホームページは、人に見てもらうすべがないんですね。
これが、
ホームページが人に見られる仕組み
なんです。
だから、誰かが「見たい」と、検索サイトでお呼びを掛けてくれない限り、人に見られることが無いんです。
そこで、宣伝広告のメディアとしての特性ですが、
と言って、こちらから不特定多数の人に積極的に宣伝や広告を見せたり聞かせたりします。
分かりやすいのが、
です。
それこそ、不特定多数の自宅の中まで入り込み、宣伝や広告を見せるわけですからね。
また広域だと、マスメディアのテレビのコマーシャルや宣伝などがそうです。
テレビのスイッチが入っていれば、「ちょっと失礼」と、いきなりテレビの画面に出てきて、宣伝や広告をしますからね。
いかがですか、このようにホームページは、誰かがあなたのホームページを見たいと思って、パソコンやスマホやタブレットを使って、あなたのホームページを呼び出さない限り、人に見られることがありません。
しかも、あなたのホームページにお呼びが掛かり、パソコンやスマホの画面に表示されても、その画面を見ているのは、あなたのホームページを呼び出したご本人たった一人だけですよ、たった一人。
どうです、このような特性を持つホームページが、宣伝や広告に使えると思いますか?
ホームページそのものをリスティング広などを利用して、人に見てもらう数を増やすことはできますが、ホームページ本体そのものは広告や宣伝にはならないということです。
以上